通所介護事業(デイサービス)

通所介護事業とは


24時間365日続く在宅介護において、家族の身体的、精神的負担は大変大きなものになります。そのストレスは非常に重く、場合によっては高齢者虐待や介護者の自殺など、痛ましい事件につながることもあるほどです。
通所介護は一般的にデイサービスと呼ばれ、在宅介護を必要とする人に広く利用されている介護サービスです。提供されるサービスの内容は地域や施設によって千差万別ですが、おおむね自宅から施設までの送迎、食事や入浴、排泄などの介助、レクリエーションの実施といったサービスが提供されています。通所介護のサービスを利用することにより、栄養管理や清潔維持といった効果はもちろん、同じ場に、たくさんの利用者が集まって一緒に過ごすことで、閉じこもりがちな高齢者が社会とつながりを持ち、社交性を高めるなどの効果も期待できます。さらに、利用者が通所介護に出かけている間、介護者には自由な時間ができ、リフレッシュや休養に当てることもできます。

介護予防通所介護とは

介護予防通所介護とは、一般的な通所介護で提供される食事、入浴、排泄などの日常生活支援に加え、運動機能の向上、栄養改善、口腔機能の向上など、要介護状態に陥らないようにするための支援を受けることができるサービスです。介護認定で要支援1,2と判定された人が予防プランのもとに利用するもので、「ひとりで買い物に行けるようになる」「自分で栄養を考えた食事を準備できるようになる」といった目標と期間を定め、理学療法士や管理栄養士など専門家の指導によって体操などのサービスの提供を受けます。
ただし、介護予防通所介護については、複数の事業所を利用することはできず、1つの事業所を選択する必要があります。

介護報酬について

介護予防通所介護の場合、介護報酬は月単位の定額制とされています。つまり、目標を達成するために必要と認められれば、月に1回の利用でも、3回の利用でも、長時間利用しても、短時間でも、介護報酬は同じということです。
そのプラン内容は、利用者の心身の状態などから事業所が決定するわけですが、事業者が効率的に介護報酬を得るために、利用回数を減らす短時間の利用を多くする、といった行為を行うと利用者に適切なサービスを提供できなくなることもあります。そこで、予防プランの内容に関しては適正なサービス提供が行われるよう地域包括支援センターが定期的にチェックを行うことになっています。
通所介護の介護報酬は、サービスを提供している事業所の規模、要介護度、利用時間によって決まります。
事業所の規模には、
小規模型通所介護(延べ300人以下の施設)
通常規模型通所介護(延べ300〜750人以下の施設)
大規模型通所介護(延べ750〜900人以下の施設)
大規模型通所介護(延べ900人を超える施設)
がありますが、施設の規模が大きくなるほど、単位数は少なくなります。
介護予防通所介護の介護報酬は、要支援1の場合、月に2226単位、要支援2の場合、月に4353単位です。これに運動器機能向上加算や栄養改善加算などが加わります。
また、通所の結果、利用者の状態に明確な改善が見られる場合、その事業所の報酬がアップされる「事業所評価加算」の制度もあります。

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