訪問介護事業(ホームヘルプ)

訪問介護事業とは


支援を必要とする高齢者の自宅に訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問し、必要なサービスを提供する訪問介護には、「身体介護」と「生活援助」の2種類があります。
「身体介護」とは、食事の介助や排泄の介助、入浴、清拭、衣服の着脱、移動介助、車椅子介助など、身体にかかわるサービスをいいます。
一方、「生活援助」とは、掃除や洗濯、買い物、食事の準備など、日常生活に必要なサービスをいいます。
訪問介護における介護サービスは、介護を必要とする高齢者が在宅で生活をするにあたってできない部分を補うために提供されるものであって、高齢者に言われるままに家事や身体介助を行うわけではありません。このため、たとえば高齢者本人の食事はつくっても、遊びに来た家族の食事はつくらないなど、ケアマネージャーが決めた計画内容から外れるサービスの提供は行いません。

介護予防訪問介護とは

要支援の人を対象とした訪問介護です。サービスの内容そのものは訪問介護とほとんど同じです。ただし、自分でできることは、できるだけ自分でやってもらうという自立を促す支援である点で、訪問介護とは異なります。たとえば、食事の支度について「味つけはできるけれど、包丁を使うのは危ないから無理」というケースでは、ヘルパーは包丁を使う作業だけを行います。そして、本人が味付けを行う際は、ヘルパーは近くで見守るだけです。
また、介護予防訪問介護は、介護報酬について、身体介護と生活援助を区別しない点や、利用回数に応じた月単位の定額制を採用している点で、訪問介護とは異なります。
なお、介護予防訪問介護は、定額報酬を採用しているため、事業者はサービスを多く提供すると利益が少なくなります。そのため、利用を週1〜3日までとしている事業者がほとんどです。

介護報酬について

なお、介護報酬は要支援1,2の場合、身体介護、生活援助の区別はなく、訪問回数によって以下のように定められています。
(1)介護予防訪問介護
週1回程度のサービス利用で、月1234単位
介護報酬の単価は1単位原則として10円ですから、今月受け取ることができる介護報酬は1234単位×10円で1万2340円ということになります。
以下に掲載する介護サービスの単位についての介護報酬も、基本的に同様の方法で計算するとこになります。
(2)介護予防訪問介護
週2回程度のサービス利用で、月2468単位
(3)予防訪問介護
週2回を超えるサービス利用で、4010単位(要支援2の場合のみ)
1回の訪問では、おおむね60〜90分程度のサービス提供が行われるのが一般的です。
一方、要介護1から5の場合、事業者が提供したサービスが身体介護か生活援助かによって、介護報酬が変わってきます。
具体的には、身体介護の場合、30分未満:254単位、30分以上1時間未満:402単位、1時間以上:584単位とされており、以降は所要時間30分増すごとに83単位が加算されます。生活援助の場合、30分以上1時間未満:229単位、1時間以上:291単位となります。

介護報酬に加算されるもの

上記の基本部分に加え、次のような加算の種類があります。
・夜間・早朝・深夜加算
夜間(18:00〜22:00)・早朝(6:00〜8:00)までの場合は25%加算
・特定事業所加算
介護福祉士の配置数など、定められた要件を満たす事業所がサービスを提供する場合、10〜20%加算
・緊急訪問介護加算
ケアプラン外の要請で緊急にサービスを提供した場合、1回につき100単位加算
・初回加算
新規のケースでサービス提供責任者がヘルパーに同行するなどした場合、1月につき200単位加算

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